June 01, 2008
小説「光を持って来る者」
こんな事を気にするのは、自分だけでしょうかね。(汗)
でもウィキペディアにもこんな事が書かれてる!
(いつものように、絵をクリックすると拡大します。)
これよりの小説は正式なものでもなく、5日間ぐらいかけて完成したもので決してファンのザレゴトで内なるミンを静まる為に書いたものでもあるですが、
楽しんで行けば、私も嬉しい限りなのです。
作名: 光を持って来るもの
提出日付: 1/6/2008
ファンダム: ウルトラマンメビウス
ジャンル: 一般
指定/注意: PG。ウルトラマンと関係のあるキャラクターは全て(c)円谷プロダクション1966, 2008。「ルシエン・カンデラ」と言う名前は、本作のものではありません。
概要: シリーズの後の話。ちょっとまずい事情でメビウスが、ヒカリの「本名」を知る事になった。でも結局、名前というものは自分が応える物ではないでしょうか。
誰かが、自分を呼んでいた。聞きなれた声に応え、ウルトラマンヒカリが振り向いて軽く片手を上げた。「久しぶりだな、メビウス。どうしてここへ?」
「挨拶をしに来ると思いました。ヒカリが武装調査局に配属されたと言いました。こんな仕事をしていたんだ…」と、周りの制した混乱をを目にしながら言い返しました。
「出動の間にな。」光はメビウスの視線の先を追いふと笑った。その若い戦士にとって、きっとこの情報のみを武器にして戦う戦場がずいぶん新鮮なものに間違いなかった。「暇だったら、案内しようか?ここの後輩も、本部の者が尋ねてきたことで嬉しいだろう。」
「よろしくお願いします。」そう言いながら、メビウスはニコっと笑った。その時に マイクロフィルムのディスクを持っていた研究員が二人に近づき、彼の声にヒカリが顔を彼のほうに向けた。
「ルシエン博士?ルシエン・カンデラ博士ですね?これは、博士が求めましたファイルでございます。」答えを期待していたようにヒカリを見つめていました。何かの間違いであろう。ヒカリに兄弟でもいただろうか他の研究員との見間違いだろうかと、メビウスが口を開きそう言いかけたが、とても普通な事のようでその蒼いウルトラマンが頷き ディスクを受け取りました。
「ありがとう。日が終わるまでに、返します。他に用があるでしょうか?」
「はい。エイエン長官が、お会いしたいなのです。」メビウスがいると気づき、研究員がお辞儀してちょっと呆然しながらメビウスが挨拶を返した。
「分かりました。すぐ行きます。」研究員が去った後に、「新米の一人だろうな」と言い足した。「悪いな、メビウス。すぐ片付けなければならん。後で、ゆっくり話そう」
「うん、いいですよ。」承知したそうでメビウスが言いました。「でも確かに…ルシエン、だと呼びましたね?」
少し読めない表情を浮かび彼がミクロフィルムをいじった。「アーブに行った前に、そう呼ばれたんだ。失礼する。」彼が踵を返しコンピュータ端末にもどり、悩んでいる仲間を後にした。
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二人が会話を続けるチャンスは、日が終わりに近づくまでなかった。メビウスが警備隊本部の最上階デッキで考え込んで、近づいている足跡も聞き逃せそう。
「そう気がとらえて、ちょっと危ないじゃないか。」ヒカリ―いや、「ルシエン」が渋々と言い出した。メビウスが、数時間をかけちゃんと事情を調べてきた。スターマークの受賞者、惑星の調査報告書、ウルトラ兄弟の二三人が持っていたような携帯武器の研究―その全てが「ルシエン・ン デラ博士」を記載しました。写真まで載せた物もあって、とても見慣れた顔がスクリーンから余裕綽々と自分を見つめた。ルシエンと言う名を含む最後に見つけられたドキュメントが、惑星アーブの解明調査を勧めた提案書だった。その繁栄し続けた理想郷は今、荒れ果てた大地となってしまった。仲間から、メビウスが嫌と言うほどそれを知った。
「僕は…ごめんなさい。長い間いっしょに戦ってきたのに、本名を知らないとは言え、聞くこともかなかった。ただ、リュウさんの言った名前に従っただけでした。でも、まだ学校にいた頃、科学者カンデラ・ラムベンが『初六』とともにエンペラー抵抗軍に活躍したと聞きました。そのカンデラが、お父さんでしたか?」
「君が謝る事ではない。そう、俺はそのカンデラの息子。」彼がメビウスの傍らで手すりに身をもたれ、胸の前に腕を組みました。「父は、息子がブルー族に誇りをもたらすと願い名づけただろうな。『ル・シ・エン』―蒼、影、進 だと言うもので。長いときその名前に誇りを持ち、父がエンペラー戦争に始まった仕事を続けた。そして、俺はアーブの調査に向かわせる事を…」しばらくの間に黙り込み、メビウスのいぶかしそうな注視に勇気を得て話を続けた。
「一つだけ、分かって欲しい。」言葉の裏に、鋼の刃見たいな鋭さが聞こえた。「ルシエンが純然で単純で、生命の善をひたすら信じ続けた。アーブが死んだ時―あの美しくて罪なき惑星が死んだ時、彼はツルギに取り憑かれ支配され、その惑星とともに命が消された。ヒカリは…ヒカリは数々のアーブになれる星のために戦う。歴史が繰り返す前に、また命が犠牲になる前に。」少し笑い出して話をそこで中断した。「悪い。とりとめもないものを…」
「でも、それは理解できますよ。」メビウスがゆっくり考え深く返事した。「その分は、そう易く死んだはずはないと思う。また、地球の話しになるけどね。」
「地球か…まるで長老自身がそこへ俺たちを導くようなものだな」
「調べてみました。フランス語―地球でもう一つの国語によると、『ルシエン』は『ヒカリを持って来るもの』の意味もあります。そしてあなたも、たくさんの人々に光を照らしてくれた。ただ捨てて消すには、いい名前だよ。これからは、僕もそれを使いましょうか?」確実な答えを得たい様に尋ねました。
「そうだな。」首を傾げ微かな笑みを浮かび考えてみた。「いいんだ、メビウス。ルシエンはもう遠くに死んだ。俺を、いつもの様に呼べばいい。君も、リュウと他のみんなもそう名付けただから。明日こそ、局の案内はどうだ?」
メビウスがまた、ニコッと笑った。「よろしくおねがいしますね、ヒカリ。」 [+/-] 「…確かに…ルシエン、だと呼びましたね?」
後書: ミンと古い本を合わせたらこう言うことになります:
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